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上殿皮神経障害
質問と回答
上殿皮神経障害とは?

上殿皮神経は背骨からお尻の皮膚へ向かって走る数ミリの細い神経で、その神経が筋肉の膜などに圧迫されたり、傷ついたりすることで腰からお尻にかけて痛みが生じるものです。腰を捻ったり、起き上がったり、歩いたりすると痛みが強くなることが多いようです。
MRIやレントゲン検査などの画像検査では異常が見られないことから、原因不明とされたり、椎間板ヘルニアなどの背骨の病気と間違えられることがあります。骨盤の上縁を圧迫することで強く痛みが出ることが特徴的ですが、確定診断をつけるのは難しいところです。
上殿皮神経の治療はどんなことをするの?

投薬や装具療法(コルセット)、リハビリなどを行いますが、効果が見られない場合は上殿皮神経に対して局所麻酔薬を注射する「ブロック注射」を行います。症状がひどい場合やぶり返す場合などには手術を行うこともありますが、多くは局所麻酔・短時間で終了する比較的簡便な手術となっています。
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