せぼねの手術・治療

PE-LIF | 脊椎分離症・脊椎すべり症の手術

軽・中・重PE-LIF:経皮的内視鏡下腰椎椎体間固定術

当院中村医師が考案したより低侵襲な脊椎固定術です。従来のものに比べ細いスクリューを用い、可能な限り小さな傷で固定術を行います。脊椎分離症による腰下肢痛、脊椎すべり症による脚のしびれ等にやさしい手術法です。

特徴

  • 7.5mmのヘルニアPELD用内視鏡を用いた超低侵襲の手術法です
  • 1cm切開が4箇所と5mm切開1個のため術後疼痛が軽く翌日から自由歩行できます
  • 脊柱管を開かないため、神経・硬膜等を触れることがなく、合併症が少なくなります
  • 骨・筋の切除はほとんどなく、細い管を挿入(刺す)して行う新手術法です
  • 5mm切開により骨盤海綿骨を採取し、充分量骨移植できるため、骨癒合率が高くなります

手術手順動画

動画はこちら(YouTube)

症例(腰椎変性すべり症+脊柱管狭窄症)

腰椎変性すべり症+脊柱管狭窄症

a:第4・5腰椎のすべり症(ズレ)がきれいに治っています。
b:折れ曲がった脊柱管が真っ直ぐになっています。
c:潰れてしまった硬膜(神経)の圧迫が取れ丸く太くなっています。

手術のリスク・副作用等について

脊椎の手術では主に以下のリスクがあります。

主なリスク

  • 術部の菌付着による感染
    糖尿病ではHbA1cが7.0%以上では感染リスクが高いので手術は行えません。
  • 骨癒合不全:ごく稀に椎体間の骨癒合が不十分な場合もありえます
  • 骨粗鬆症の強い場合には椎体骨折・スクリュー抜去等の可能性があります
  • 運動量が多い方では隣接椎体間障害(近接の椎間板)の可能性があります

当院ではこれらの可能性を少しでも低減するべく、リスク管理の徹底、治療機器の開発、診断機器の導入、技術の研鑽を行っております。手術に関するリスクについても詳細に説明いたしますので、ご心配事は当院医師にご相談ください。

PE-LIF手術の金額について

保険医療が適応されます

高額療養費制度(限度額適用認定証)による(限度額を超えた分が払い戻される制度)を利用します。
2週間入院でほぼ40万円程度をご用意ください。

PE-LIFをご希望の方

入院案内をご確認いただき、以下までお問い合わせください。

入院案内ページはこちら

お気軽にお問い合わせください

PAGE TOP

PAGE TOP