せぼねの手術・治療

MEL | 脊柱管狭窄症の手術

軽・中・重MEL:内視鏡下脊柱管拡大術

脊柱管狭窄症による間歇跛行や、臀部・坐骨神経痛等が強い場合には、脊柱管拡大術MELが行われます。硬膜外麻酔もしくは全身麻酔下に10mm切開で2泊の入院で手術ができます。2カ所連続の場合は1円玉大切開一つで二カ所同時手術が可能です。3カ所の狭窄症では2.5cmほどの切開で3カ所同時に手術します。2,850余例を超え89%は優良の結果を得ています。

正常な方の広い脊柱管MRI像で示す
正常な方の広い脊柱管MRI像で示す
脊柱管狭窄症で間欠跛行症状が強い方の狭い神経
脊柱管狭窄症で間欠跛行症状が強い方の狭い神経

椎間板・黄靭帯・椎間関節の肥大増殖変化による神経圧迫が腰下肢痛・しびれ・間歇跛行の原因。

正常脊柱管
正常脊柱管
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
椎間板・黄色靭帯・椎間関節の肥大増殖
椎間板・黄色靭帯・椎間関節の肥大増殖

適応となる方

  • 坐骨神経痛・両足のしびれ・歩行距離が短い等の症状がブロック注射等にても3か月以上変化がなく、症状が楽にならない重度の症状の方

使用する機器

筋間を拡大するための連続拡張管

全医会グループでは左から3本目までで筋間を広げていくため、組織の損傷が他院とは比べものがないくらい少ないのが特徴です。

かっては連続拡張管すべてを使用し18mmの操作管の中に内視鏡を入れ、手術をおこなっていました。全医会グループでは左から3本目までを使用し、10mmという世界一細い操作管で行います。

神経を圧迫している骨を一部削るため、1時間の全身麻酔で行なわれます。2泊入院が必要です。肥大した椎間関節の一部や肥厚した黄靱帯を小鉗子で切削します。

人差し指より細い操作管の中で小ドリルにて骨を削ります。
左は従来型の18mm操作管です。右は全医会グループが使用する10mm極細操作管です。
神経が両側の関節突起で圧迫され、神経痛や歩行障害の原因となります。
脊柱管が拡大され、神経の完全な除圧により、症状は消失しました。

手術のリスク・副作用等について

脊椎の手術では主に以下のリスクがあります。

主なリスク

  • 術部への菌付着による感染
  • 神経損傷
  • 術後血腫(術後の出血が神経を圧迫する)
  • 血栓症など

当院ではこれらの可能性を少しでも低減するべく、リスク管理の徹底、治療機器の開発、診断機器の導入、技術の研鑽を行っております。手術に関するリスクについても詳細に説明いたしますので、ご心配事は当院医師にご相談ください。

MEL手術の金額について

自費診療の場合(一部保険適応)

二泊三日140万円(2ヶ所目70万円、3ヵ所目50万円)(税別)
金額は診療内容や入院日数等により増減致します。詳細はお問い合わせください。

保険診療と自費診療の違いはこちらから

MELをご希望の方

入院案内をご確認いただき、以下までお問い合わせください。

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