せぼねの手術・治療

  1. トップ
  2. せぼねの手術・治療
  3. 脊椎再生医療・日帰り非手術的脊椎治療

脊椎再生医療・日帰り非手術的脊椎治療

脊椎再生治療等〜日帰り非手術的脊椎治療〜

椎間板ヘルニア治療法

椎間板線維輪の亀裂破綻

椎間板症とは

椎間板は最初に外枠の線維輪に亀裂が生ずることから劣化が始まります。中心にある髄核は肉まんのアンコのようであり、 線維輪の亀裂部より有痛性液体が漏出します。
神経に糊がベタつくようにくっついてしまうと 神経は動きが制限され、痛みを感ずるようにな ってきます。 こうした椎間板症は腰臀部・下肢痛を生じます。

椎間板亀裂の修復

放置すると髄核が脱出し椎間板ヘルニアとなり悪化するため、修復治療が必要となります。

椎間板の再生治療・レーザー治療

1.多血小板 (PRP) 椎間板線維輪修復注射

多血小板 (Platelet Rich Plasma) は切り傷の出血を止め、組織を治してくれます。

当院では採血した PRP を専門医が線維輪内に注射して、亀裂部を自然修復します。炎症性液体の漏れ出しが防がれ、神経周囲癒着が解消されてきます。

PRPの治療時間・価格

  • 自己採血後の血小板採取時間 30 分です。 椎間板内注射は5分で終了です。
    価 格:20万円、二カ所目:10万円(税別)

2.レーザー椎間板減圧術

レーザー照射をし、ヘルニア膨隆部を熱凝縮させ、神経への圧を減少させる。同時に線維輪の亀裂に入り込んだ椎骨洞神経を熱焼灼し、腰痛を軽減する。直接的短期凝縮が特徴。

レーザーの治療時間・価格

  • 椎間板内照射は 10 分で終了です。
    価格:45万円、二カ所目:15万円(税別)
    画像検査等は実費(税別) となります。

重度な椎間板ヘルニアは内視鏡手術を

痛み・痺れ・間歇跛行・動きづらい等の症状が改善しない場合は低侵襲な内視鏡手術をします。

詳細はこちら

椎間関節性腰痛治療法

椎間関節性腰痛の非手術的治療法

1.幹細胞培養上清液による変性椎間関節修復法

腰痛の原因には、椎間関節の炎症軟骨の摩滅、関節包の肥厚・ほころび、軟骨変形などもあります。

上清液椎間関節修復法の治療時間・価格

  • 椎間関節への注射は5分で終了。
    価格は、税別30万円(税込33万円)です。
    画像検査等は実費(税別)となります。
  • 膝・肩・股関節への直接注射も 1カ所20万円で行っています(税別)。

2.椎間関節過敏知覚神経ラジオ波焼灼

椎間関節の変形が進んでくると、関節周囲に新たな細い知覚神経が増殖してきます。腰を動かすとゴリゴリしたり、慢性腰痛となってきます。

左右の 2mm 程の切開からラジオ波を照射し、2~6 カ所の変性椎間関節の過敏知覚神経を焼灼します。椎間関節性腰痛を軽減します。

ラジオ波照射の治療時間・価格

  • 約20分ほどの治療時間でその後1時間ほどの安静をしてから、帰宅していただきます。
  • 数カ所の場合でも価格:60万円(税別)です。
    他に画像検査代(脊椎ドックの場合6万円程)+ 術前検査(血液検査・心電図等 4万円程)が必要となります。

詳細はこちら

狭窄脊柱管内修復治療法

狭窄症の脊柱管内は?

脊柱管狭窄症になると神経を通している脊柱管内は繊維化が進み、下水管内に蜘蛛の巣が張ったように垢で汚れてきます。

椎間板線維輪の亀裂部分より有毒液体が流れ出 し、神経周囲は癒着し自由が効かなくなります。 さらに黄色靭帯は分厚くなり凹凸ができて、神経を圧迫するようになります。

幹細胞培養上清液による椎間板内及び脊柱管内(硬膜外)修復治療

上清液による修復治療のしくみ

亀裂が生じて有痛性物質が漏れ出ている椎間板と、汚れた脊柱管内(硬膜外)の両方に幹細胞培養上清液を注入することで、きれいな状態に修復され、神経が動けるようになり、腰痛、臀部痛、下肢痛などの痛みが緩和されます。

上清液注入の価格

  • 椎間板内及び脊柱管内(硬膜外)修復治療 税別30万円(税込33万円)
    自由診療は検査等も実費(税別)となります。

頑固な脊柱管狭窄症には内視鏡手術を

痛み・痺れ・間歇跛行・動きづらい等の症状が 改善しない場合は低侵襲な内視鏡手術をします。

コラム:最先端再生医療の運動器への応用

多血小板(PRP)による再生医療とは

  • 血液の中に含まれる血小板は、組織損傷(ケガ) の回復に重要な役割を果たしています。ケガをした時の止血作用の他、同時に分泌される 多くのサイトカイン(たんぱく質)は免疫細胞線維芽細胞に働きかけ傷の修復を促進させます。
  • PRP (Platelet Rich Plasma) は「多血小板血漿」 と呼ばれ、自己血を遠心分離器によって分離・濃縮した、血小板・各種成長因子等を含む血漿成分 を指します。
  • PRP はスポーツ・外傷による靭帯・筋肉・関節包・ 関節軟骨・半月板・アキレス腱等の損傷の修復をしてくれます。

幹細胞培養上清液による再生医療とは

  • 組織が障害を受けた際、補充する能力を持った細胞を「幹細胞」と呼びます。有名なiPS細胞は遺伝子操作で作られ、多能性機能があり増殖能と分化能にすぐれた幹細胞です。反面、複雑・ 高価であり、変異や分化結果における課題も多く残されています。
  • 最近では美容分野におけるヒト脂肪細胞から幹細胞を採取し、培養後その上清液を医療に利用するようになり安全性が確保されてきました。

参考に同意書をご覧ください

PRP・上清液の成長因子とは

PRP も幹細胞上清液もともに成長因子を多く含んでいます。損傷部位によって使い分けをします。トカゲの尻尾がすぐ生え変わるのは成長因子が幹細胞の機能を活性化させるからです。

  • VEGF:新たな血管を形成し、血流を促進する。
  • PDGF:コラーゲンを産生し欠損部を補填する。
  • HGF:細胞老化を抑え組織修復・疲労を回復。
  • EPO:赤血球産生を促進。
  • TSG-6:動脈硬化を抑え若返えらせる。
  • TIMP:繊維性癒着を防御する。

膝や肩など、背骨以外への再生医療も行っています

お気軽にお問い合わせください

PAGE TOP

PAGE TOP